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オオホシオナガバチ♀ (Megarhyssa praecellens♀)
ヒメバチ科の一群の寄生バチ。体よりも長い産卵管をもち、黒褐色に多数の黄色の斑紋がある美しいハチです。
触角で幹をトントンと叩くような行動をとり、この行動で幹に潜むキバチの幼虫の位置を探っているのだと言われています。
硬い木の幹を触角でたたいてキバチの幼虫の位置が分かるとは驚きです。
産卵管を差し込む位置が決まったら、腹部の端を高く持ち上げ、産卵管の先端を目的の位置にセットし
このまま腹部の端をゆっくりと押し下げ、産卵管を幹に挿入していくのです。
幹に挿入される前の産卵管は、その左右を産卵管鞘とよばれるもので保護されています。
産卵管鞘は幹に入っていきませんから、産卵管が幹に挿入されるにつれて、産卵管鞘は産卵管から離れ、左右に分かれてループ状に取り残されることになります。
産卵管を挿入する速度は、硬い材に挿入していくのですから、本当にゆっくりですが、こんな細い産卵管が挿入できるというのは驚きです。
寄生蜂というと少し怖いイメージがありますが、長い産卵管をもったメスの美しプロポーション、挙動には品格が感じられます。
Model data
全長:15.0cm 体長:4.5cm
使用材料:真竹、晒竹
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