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セグロアシナガバチ Polistes jakahamae

体は黒色で斑紋は黄褐色の大きなアシナガバチ。

前伸腹節が黒色であることが和名の由来で胸部背面に1対の細い黄褐色線があります。

日本ではフタモンアシナガバチの次に姿が多く、体長21~26mmと日本最大のアシナガバチです。

このアシナガバチは人家の軒下が好きでよく営巣します。雨風をしのぐのに好都合なのでしょうか?

しかい最盛期の巣であっても、住人であるハチの性質は意外と温厚、攻撃的な働きかけに出なければ人間に危害を及ぼすことはありません。

確かに大型のハチで一旦刺されると大変なことになりますが、アシナガバチは「刺すハチ」というより、「何もしなければ刺さないハチ」です。スズメバチのように額面通り獰猛なだけでは、色々な軋轢を自ら招くことになります。コワモテで、その実、温厚篤実な生き方というのは、攻撃されることも攻撃を受けることも少なく、賢明な選択なのかもしれません。

model size 全長24mm〜27mm 使用材料:真竹、煤竹、竹紙 他

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